進学、進級が近づいてきました。
HSC(ひといちばい敏感な子)先生との相性はとても大切です。
先生に伝えたい、お願いしたい対応3選!
いろいろありますが、我が家にとってこの3つは必須です。
1 繊細な気質
2 本人のペースを大切に、優しくそっと背中を押す
3 友達作りサポート
1 繊細な気質
HSCは、広まってきましたが、まだ十分理解されていないので、HSCという言葉は使わず、繊細、敏感な気質、これまでのことなどを伝えています。
小学校に入学してからは繊細であることは、どの先生もすぐ気づいてくださり、理解して下さいました。
幼稚園の時は、私も含め、いまいち理解できておらず、今思えばあの対応は良くなかったよな…と思うことも…
2 本人のペースを大切に、優しくそっと背中を押す
NGな対応:無理矢理、厳しく 動けなくなってしまいます…
本人のペースを大切に、優しく、でも時にいいタイミングでそっと背中を押してくれるような対応
で、行き渋りの時少しずつ動きだしました。面白く!も効果的でした。
3 友達作りサポート
慎重で、よく観察、友達になるのに時間がかかるので、サポートがあるとありがたかったです。
子どもはすぐ仲良くなるよ…というのは、非HSCにいえること、みんながみんなそうではないんだよな~と娘をみていてそう思いました。でも一度仲良くなると、しっかり仲を築いていける!間が空くと、又少し離れてしまうこともあるようですが(クラス替えなど)大人になるにつれて、変わっていくのではと感じています。
本を渡す、本の先生向けに書かれた箇所のコピーを渡すなどの方法もありますが、忙しい中どこまで読んでいただけるか…
など考えてお渡ししたことはありませんが、先生だけでなく親にとっても参考になる対応がうまくまとめられています。
私はこの中から、これまでの経験上、これだけは!とういう3つは必ず伝えています。
学校の先生のための20のヒント 「ひといちばい敏感な子」エレイン-N-アーロン著 より
1.クラスの5人に1人は、人一倍敏感な子
2.HSCを正しく理解する
3.両親との連携を図る
4.前担任からも、情報をもらって
5.ふさわしい役割を与える
6.刺激のレベルには注意
7.背中を押す時と、守る時のバランスを
8.一緒に、逃げ場や逃げ道を作っておく
9.その子のペースを大切に
「幼稚園、小学校、中学校でも、HSCが新しい環境に溶け込むには、何週間も何カ月も、時には1年くらいかかることもあります。」・・・小学校、まさに1年、11カ月くらいでようやく慣れてきたかなという感じでした。
10.リラックスできるような授業を
11.発言できるきっかけを与えていく
12.目標までに、スモールステップを設定する
13.テストや発表での注意点
14.心の準備をさせる
15.こんなことも刺激の原因に
16.厳しい罰はいりません
「HSCはルールを守りますから、穏やかに伝えるだけでじゅうぶんです。叱られたこと、叱った先生のこと、そしてつらかったことだけが心に残り、先生が伝えたかった教訓が全く伝わらないのです。」
17.注意深く、教室の環境を見てみる
18.友達の輪に入っていく手助けをする
「HSCは友達を作るのに、他の子よりも時間がかかり、何らかのサポートが必要なこともあります」
19.親友作りをサポートする
20.相談できる大人を見つける
学校の先生のために 「HSCの子育てハッピーアドバイス」明橋大二先生 より
(「ひといちばい敏感な子」の中で、大切なことが漫画で分かりやすくまとまっていて読みやすいです。)
「ひといちばい敏感な子に必要なのは、「先生は自分の味方」という安心感です」
1.クラスの5人に1人は、HSCであることを知りましょう
2.親から状況を聞くことで、その子の対応が見えてきます
3.その子を前に担任していた先生に相談しましょう
4.その子のペースを尊重するのが大切です
5.長所を認めて、自信を育てましょう
6.否定的な言葉で、大きなダメージを受けています
「いい部分を伝えながら、よくない部分も、現状の否定というよりは、今後への期待とういう形で伝えましょう。」
7.友達関係は、先生のサポートが大きな力になります
8.人前での発表などで、気をつけたいこと
9.給食は、敏感な子にとって、つらい時間になることもあります
10.時には背中を押すことも大切です
どのように、どれくらい伝えるかは、先生にもよりますが、お子さんにとって大切なことは伝えて、先生は味方!と安心、信頼できる関係が築けていけると〇