HSC子育て

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HSC 場面緘黙? 対応方法

場面緘黙とは、ある場面(学校など)では全く話せないこととこれまで思っていました。
でも違うんです❗️😳

『場面緘黙は、生まれつきシャイで繊細、気持ちを表現するのが苦手な行動抑制気質の子どもに起こりやすいと言われています』「子供の場面緘黙サポートガイド」より。

HSC(ひといちばい敏感な子)で場面緘黙、場面緘黙傾向の子はけっこういるのではないのでしょうか🤔

『場面緘黙は、アメリカ精神医学会の診断分類や、WHOの国際疾病分類されており、
「A 他の状況で話しているにもかかわらず、話すことが期待されている特定の社会状況(例:学校)において話すことが一貫してできない」ことがもっとも重要診断の条件です。

…一貫してというのはいつも同じ程度とういう意味で、特定の人、場面では少しはしゃべることができていても、日常生活に支障がある場合は場面緘黙と診断します。』

 娘は集団の中で、前より話すようになりましたが、幼稚園、小1の1学期などは行き渋りも酷く、日常生活に支障…?先生とは話すし、特定の友達とも話していたので、先生達に相談しても違いますと言われていました。

小1の時に、病院🏥で相談し、診断にはいたりませんでしたが、うーん…傾向はあるとの話でようやく周りにも、病院でも言われたのですが…と話し、少しずつ理解してもらえるようになりました。

最近読んだ本も2冊ご紹介します。

「場面緘黙Q&A」かんもくネット著 角田 圭子編
Q&A式で分かりやすいです!

『Q…緘黙児はどんな様子でしょうか?
  園、学校では全く声が出ず、誰とも話すことがでできない子どももいますし、小さな声ならば話せたり、決まった友達と なら話せる子どももいます。聞かれたことには答えられるけども、自分からは話しかけられないという子どももいます。』

 聞かれたことには、答えられるけれども、自分からは話しかけられない…これ娘🙄特定の友達に話しかけられるようですが...でも家では活発だけど、外ではこんな感じでおとなしい子って、けっこういるのでは…🤔と考えていたら、こんなQ&Aも!!

『Q…おとなしい子どもと、どう違いますか?
  場面緘黙は恥ずかしがりやの極端な場合と考えてよいのですが、恥ずかしがり屋とおとなしい子どもに比べて、その程度が激しいこと、不安によって自分の力を発揮することが著しく妨げられている点が異なります。』


 内弁慶、外では恥ずかしがり屋、おとなしい…程度が激しい不安によって自分の力を発揮することが著しく妨げられているこのあたりの判断は難しいところですが…💦

 『場面緘黙と診断されない子どもでも、場面緘黙としての理解や対応が必要な場合があります。』

 確かにそうだなと感じます。場面緘黙ではなくても、対応は繊細な子にとっても大切なことだなと感じます。

『Q…これはしてはいけないことはありますか?
・話すようプレッシャーを与える。
・物でつる、強要する、脅すなどして話させようとする。
・話さないことを責める。嫌がることをさせる。
・人に注目させる。』

…幼稚園の時この対応していました...😓先生もされていたな..小学生になったら困るよ!みたいな…
確かに自分から話しかけられないこともあったり、困る場面もありましたが、少しずつゆっくり無理せず進めていくのが大切です☺️

目的は「発話」ではなく、楽しくコミュニケーションができたという経験を増やすこと、達成感や自信を得る経験を増やしていくことです。
 取り組みの目標は、「不安を軽減する」「自己評価を高める」「社会的交流の経験を増やし、社会的場面での自信をつける」です。』

 発話にこだわっていたこともありました。話して!挨拶して!みたいに…これも幼稚園の時大分やってしまいました💦

 対応方法について学んでからは、不安の軽減に努め、時に橋渡しをしながら、少しずつ楽しく話せる場面を増やしていく、経験を積んでいくことができるようになりました。😊でもあんなに話していたのに、この場面は、あれ?みたいに緊張することもあり、本にもあった「人」「場所」「活動」が少しでも変わると違うんだなとも感じました。

 もう一冊対応について、最近読んだ本をご紹介します。

「場面緘黙の子どものアセスメントと支援」エイミー・コトルバ著

『場面緘黙児に対して、様子を見守るとういうアプローチは、‥‥症状を悪化させる極めて悪質で有害な方法でしかない。回避パターンを強めるだけである。回避パターンの日々が続けば、それを克服する日はますます遠のいていくだけである。』 

様子を見ましょう…これもよく聞きますが…様子を見て、成長と共に改善することはあっても、時間がかかったり、その間本人が苦しい思いをしていることも多くあるのではと感じます😞

この本では、最終目標「自発的な会話」に向けて、学校内にキーワーカーがいて、チームを組んでの取り組みが書かれています。(海外)日本では難しいだろうなとは感じましたが、できることもあるのではとも…

質問について、すぐ活用できる方法がのっていたのでご紹介します。

・5秒待ってからもう一度質問する。
・質問の仕方を変える。

⭐️開かれた質問…今週末何してた?

⭐️選択式の質問…週末は自転車に乗った?それともゲーム?それとも違うこと?

⭐️閉じられた質問…犬好き?

幼稚園の時、子どもが質問され答えなかったら、私がすぐ答えてしまっていたことがありました💦
閉じられた質問は、よく考えて、何て答えよう、どう答えようと考えている慎重な子には時に答えるのに時間がかかったり難しいこともあります。すぐ私が答えるのではなく、こんなふうにすれば良かったな…

他にもリラクゼーション技法、遊びながら話を促すゲームシートなどのっていて参考になりました。

HSCで、あらうちの子、場面緘黙?傾向ある?同じような方いらっしゃいましたら、HSC、場面緘黙?といったようなお話し会を開催してもいいかな~と考え中です。お気軽にお問合せください😌

アメリカ精神医学会の場面緘黙診断基準について、A以外の条件について、「HSCと場面緘黙について」の項目で
付け加えています。👇
https://www.amazon.co.jp/dp/B0BXDF6RBC