ひといちばい敏感な子、HSC、
場面緘黙?があるお子さんもいるのではないでしょうか?
以前書いたHSCと場面緘黙の記事が、注目記事になっています。
https://maki-hsc.hateblo.jp/entry/2022/08/16/105526
HSCは気質で、病院で診断されるものではなく、場面緘黙は病院で診断されます。でも場面緘黙に詳しい病院の先生が、全国的にもあまりいないようです…
診断基準は?
「他の状況で話してるにもかかわらず、話すことが期待されている特定の社会状況(例:学校)において話すことが一貫してできない」
一貫して?
娘は、大人には話せる、仲が良くなった友達にも。当てると答えられる。園や学校の先生、心理士さんにも違うと言われました。
「一貫してというのはいつも同じ程度という意味で、特定の人、場面では少しはしゃべることができていても、日常生活に支障がある場合は場面緘黙と診断します。」
『子どもの場面緘黙サポートガイドより』
場面緘黙とは、全く話せないわけではないと知りました。
他にも日常生活で困っている、1ヶ月以上症状が続くなども書いてありました。
集団の教室という場面では、普段通りには話せないと本人も思っていて…特定の友達とは話せても、話せる友達も少ないな〜と。
行き渋り、教室で話したいのに話せないことも…1ヶ月以上続く、日常生活で困っている!
日常生活に支障…このあたりをどう捉えるか…
行き渋りや、話したいけど話す勇気が出ないなどは繊細さ、敏感さからくるものもあり…
病院で相談してみると、
「うーん場面緘黙の傾向はあるかもね。」
はずかしがりや内弁慶との違いが難しいですが、場面緘黙傾向はあるのではないかと考えています。
少しずつ、仲の良い友達以外でも、話しかけられたら、話せるようになってきたようです。
場面緘黙?と思った時、読むとおすすめの本を紹介します。
1 「どうして声が出ないの?」
はやし みこ著
どうして声が出ないの? マンガでわかる場面緘黙 [ はやしみこ ] 価格:1,650円 |
なっちゃんの声 学校で話せない子どもたちの理解のために [ はやしみこ ] 価格:1,760円 |
前半は、どうして声が出なくなるか、経験値をあげていくことが大切であることが、漫画で分かりやすく希望にあふれ描かれていて、前向きになれます✨
お子さんが読むのもオススメ!
不安レベルを知るシートもついています。
後半は、保護者向けです。環境を整えて、スモールステップの取り組み方法など書かれています。
2「子どもの場面緘黙サポートガイド」
金原洋治 高木潤野 著
イラストでわかる子どもの場面緘黙サポートガイド アセスメントと早期対応のための50の指針 [ 金原 洋治 ] 価格:2,640円 |
色々な症例、関わり方の工夫など参考になります。これを読んで、人、場所、状況で差があり、色々な症状があることを知りました。
話さなくても困らない状況を作りすぎても良くないということも勉強になりました。
無理矢理でなく、話したい!その思いが次へのステップに繋がると感じました。
3「場面緘黙支援入門」
園山 繁樹著
場面緘黙支援入門 幼稚園や学校で話せない子どものための [ 園山 繁樹 ] 価格:1,760円 |
こちらの本からも症状、多様性があることが分かります。
話せるようになるための「スモール・スモール・スモールステップ」の考えなど、とても参考になります。
集団の中で、本来の力を出せず、辛さを抱えていても、全く話せないわけではなければ見落とされてしまう子ども達がいるのではないでしょうか。
見守るだけでは、改善されない、理解して、環境を整えて、取り組んでいくと、必ず改善できる!とあります。
学校のスモールステップは、実際どこまで取り組めるか難しさはあると思いますが、少しずつできそうなところから取り組めるといいですね☺️
私は環境を整えること、学校以外でも色々な人×経験を積める機会を作っていきました。これからも。
行き渋りがなくなっていること、成長もありますが、幼稚園、小学校1年生の頃から比べると、改善しています。
HSCで場面緘黙、場面緘黙傾向
子育て中のお母さんいましたら、
お問い合わせください😊
コラボお話し会などもお知らせしますね。
HSC子育て、行き渋りを乗り越えた実体験をまとめた電子書籍⬇️
HSCと場面緘黙についても書いています。
https://www.amazon.co.jp/dp/B0BXDF6RBC
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